マーケットとセグメントとターゲット
「マーケット」や「セグメンテーション」、「ターゲティング」
を混同して使い勝ちなので
ちょっと整理をしてみたいと思います。
これらの3者にはちゃんと関係性があって、
大から小へ流れています。
まず一番大きいのが
マーケットです。
いわゆる市場です。
そこから、
図のように流れていきます。
●マーケット
▼
●セグメント
▼
●ターゲット
という流れです。
セグメントは、言い換えればグループのようなものです。
市場と顧客のバランスを計りながら、
・地理的変数
・行動変数
・人口統計的変数
などで市場を区切っていく作業です。
そのセグメンテーションによって
絞られた市場は例えば以下のようになります。
「関東に住んでいる20代で所得400万円以上の独身女性」
「関東に住んでいる20代で所得300万円以上400万円未満の女性」
といった具合になります。
自社の製品やサービスの利益見込みなどを計りながら
市場を最低限の規模まで区切っていきます。
そして、
そのセグメントをもとにターゲティングをしていきます。
自社の製品やサービスをどのセグメントに対して、
どのように売って(提供して)いくか。
それぞれのセグメントに対してマーケティング施策を用意するのか、
ひとつのセグメントに集中して経営資源を投下するのか、
その判断が必要になります。
その判断には、
市場の魅力度と自社の経営資源(強み)を
見ながら実施していくことになります。
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