アンケート


最近ではWebを使ったオープンアンケートが主流になっています。安いコストで出来、レスポンスも早くすぐにデータを活用できるのがメリットです。

アンケートを実施したことのある方はお分かりいただけると思うのですが、フリーアンサー(自由記入欄)の部分が非常に重要であるとわかっているのに、活用の仕方が難しいと思われる方が多いのではないでしょうか?

確かに500件とか1000件のアンケート回答に記入されたフリーアンサーを集計・分類するのは大変な作業です。

最近では「テキストマイニング」という手法が台頭してきていますが、まだまだ標準的とは言いがたいので割愛します。

※ちなみにテキストマイニングはフリーアンサーに書かれた文章の
 中から良く使われるキーワードを自動でピックアップして
 その傾向を分析するというものです。

それでは誰でも出きるレベルでフリーアンサーを活用するにはどうすればいいでしょうか?



解決策は2つ考えられます。

2-1.前もってフリーアンサーを少なくしておく
アンケートの設問を作成する際に、その設問がフリーアンサーにする必要があるか十分に吟味してください。あらかじめ回答の傾向が予測できるものに関しては、選択式の設問にした方が傾向が見えやすく後々楽になります。

2-2.お客様を分類後に手作業で傾向を分析
まず数値化できるアンケート結果を分析をしてしまいます。そこである程度お客様の傾向をつかみ分類(クラスターといいます)をしておきます。その分類に対してフリーアンサーを読み込み、その回答を分析していきます。

  クラスターなどが難しい場合は、


  (1)回答された分野、領域の頻数を調べる
  (2)類似した回答をまとめる
  (3)まとまったグループに対しラベル(名前)をつける
  (4)それらの関連性を見ながら評価しまとめる



  といった手順で実施してください。

以上あげたものはまだまだ応急手当程度にしかなりません。多くのマーケターはアンケートのフリーアンサー(自由回答)の重要性を感じていながら、活用できていないのが実情です。

ただ、上記の2点で時間はかかってもしっかりと分類・整理していけば見えてくるものは必ずあります。



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