顧客の消費行動のフレーム

3.顧客は他の選択肢と比較し、商品を「選択」する。

  「選択」の段階では、競合他社との競争です。
  前回、ターゲットのいる場所へ糸をたらしました。
  
  魚はお腹がいっぱいでは餌を食べません。
  また、隣により魅力的な餌があれば、そちらを食べます。
  
  「選択」の材料はたくさんあります。
  商品そのものだけではなく、商品のブランドや企業背景、
  ショップの雰囲気や店員の対応、品揃えやアフターサービ
  ス、商品のパッケージなども入ってくるかもしれません。

  そういった検討材料は想像していてもわかりません。
  実際に店舗へいってお客様が比較しているところを観察し
  てみましょう。
  また、直接購入したお客様へ聞いて見るのもいいですね。

  聞くことは簡単です。

  「今までうちの商品を購入する際、
   うれしかった体験は何ですか?」

 
  そうです。購入者に対して自社の強みを聞くのです。
  自社の強みを知ってそれを徹底的に伸ばす。
  それが費用対効果のいい、手っ取り早い方法です。


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